STARTO(旧ジャニーズ)のライブは、ファンにとって一大イベント。
数万人規模のファンが集まるからこそ、一人ひとりのマナーがライブの良し悪しを左右すると言っても過言ではありません。
この記事では、ジャニーズのライブに参戦する際に知っておきたい基本的なルールやマナーを、初心者でも分かりやすく解説します。
応援グッズの使い方から服装、やってはいけない禁止行為までまとめたので、参戦前にチェックして安心してくださいね。

ファンとしての礼儀を守りつつ、心から楽しめるライブ体験を目指しましょう!
ルールやマナーを守らないとどうなる?
ルールやマナーを守らず目に余る場合は入場を断られたり、退場させられる可能性があります。(公式サイトに明記あり)
それよりも何よりも、公演中にルールやマナーを守らないと推しから干される恐れがあります。
例えば、とあるグループではマナー違反のファンがいるブロックごとスルーされてしまった…なんてこともありました。



自分だけならまだしも、周りまで巻き込んでしまったら申し訳なさすぎますし、逆に自分自身がそんな目にあったら悲しすぎて大号泣します…。
だからこそ、事前にルールやマナーを確認しておくことが大切。過度に心配する必要はありませんが、基本はおさえておくと安心です!
ジャニーズライブ:うちわに関するルール
まずは、うちわのルールから見てきます!
うちわは規定サイズ内で
うちわのサイズは、公式の規定サイズ(高さ285mm×幅295mm×持ち手135mm以内)を守りましょう。





会場外での写真撮影用に規定外のものを用意して利用するのは問題ないです!
装飾はハミ出さないように
うちわをデコる際ははみ出しに注意。会場は隣の人との距離が近いため、装飾がはみ出していると腕にあたったり、視界を妨げたりと、迷惑になります。



モールでフチを囲むのも、何かの拍子ではみ出して隣の人に刺さってしまったりしたら大変なので避けた方が◎
胸の高さで掲げよう
コンサート中、うちわは胸の高さをキープしましょう。
推しが近くに来ると高く掲げたくなることもありますが、後ろの人や周りの人の視界を遮り迷惑をかけてしまいます。



推しはちゃんと見ていて、うちわの文字を読んでファンサしていますのでご安心を!(ルールを守っているかどうかも結構見られています)
うちわを複数枚つなげるのはNG
複数のうちはを繋げて周りの視界を遮る行為は避けるよう、公式サイトで案内されています。
暗黙の了解として1人1枚が基本ですが、何枚か持参して足元のバッグに入れて置き、場面ごとに使い分けるのは問題ないようです。(結構見かけます)
ホログラム・グリッターは暗黙のNG
反射して光るホログラムやグリッター素材の使用は公式サイトでは言及がありませんが、ファンの間では暗黙のルールでNGとされています。
これは、周りの人の視界を妨げる恐れがあるほか、照明の反射でタレントの視界を遮ぎるのを防ぐためです。



皆さん、蛍光色の用紙を使って工夫されていますよ!
メッセージボードやネームボードはNG
メッセージボードやネームボードは公式で禁止されています。
リバーシブル(裏表で違う推しの名前)は暗黙NG
表と裏に別の推しの名前を書くのは、マナーとしてファンの間では避けられています。



表に名前、裏は応援メッセージのリバーシブルはOKです!
ジャニーズライブ:ペンライトに関するルール
続いてペンライトのルールを紹介します。
公式のペンライトを使おう
公式ツアーグッズのペンライトを持参しましょう。市販のペンライトはNGです。
過去ツアーのペンライトは使用可です!
ペンライトは基本胸の高さに
ペンライトを高く掲げすぎると後ろの人の視界の妨げになります。うちわ同様に胸の高さで持って応援しましょう。
ただし、グループによっては胸の高さを超えて応援することも。SixTONESは「ペンラの打点が高い」で有名です。



周囲の様子に合わせて判断すると良いと思います!
コロペンは避けた方が無難
「コロペン」とは、近くに来たメンバーのメンカラに合わせてペンライトの色をコロコロ変える行為のこと。
ファンの中には「担当じゃないのにファンサをもらおうとするのは、その担当ファンへの配慮がない」と受け取る方も結構いるようです。



正直、箱推し勢にとってはみんな同じくらい好きなので困っちゃいます。それぞれに応援の気持ちを表したいのをガマンガマン…。
ただ、各グループでもコロペンに対する認識が異なるようで、先日参戦したtmeleszの場合は、皆さん近くのメンバーの色に変えて普通に応援してました。
周りの空気感で調整しても良いかもしれません!
ジャニーズライブ:会場内のルール
次に、会場内のルールを見ていきます。
会場内での撮影・録音は禁止
ライブ中の写真撮影や動画撮影、録音は一切禁止されています。
これは、著作権保護はもちろん、ライブの演出を守るためでもあります。目と耳に焼き付けましょう。



開演前にセットや会場の風景、自撮りするのもNGです!
会場内での飲食NG
会場内での飲食は基本的にNGです。
水分補給は入場前に済ませましょう。
スマホはマナーモードか電源OFF
ライブ中はスマホの電源を切るかマナーモードに。
着信音や通知音はライブの妨げになりますし、光漏れも演出の邪魔になる可能性があります。
座席の移動はNG
自分の座席から勝手に移動することは禁止です。



当たり前ですが、チケットに記載された座席でライブを楽しみましょう。
お酒を飲んでからの来場はNG
「過度な酒気帯びと会場係員が判断した場合には、ご入場をお断りする場合やご退場いただく場合がございます。」と公式サイトに注意が記載されています。
飲酒は控えて、万全の体調でライブに臨みましょう。
ジャニーズライブ:応援する際のマナー
公演中も、あらかじめ知っておいた方が良いマナーがあります。一つずつ見ていきましょう。
推しの声が聞こえないレベルで歌わない
一緒に歌いたい!と口ずさみたくなる衝動にかられることもありますが、推しの歌声をかき消してしまわないように周りに配慮した声量を心がけるのがマナーです。



推しから「歌って!」とうながされた際や、ファンの合唱が想定されている曲に関しては、遠慮なく大きな声で歌いましょう!
担当の出番ではない時も盛り上げる
たとえ自分の推している担当が出ていない場面でも、座ってつまらなそうな態度を示したり、スマホを見て暇つぶしをしたりするのはマナー違反です。
ステージからも周りからもハッキリ見えるので、目にした人は良い気分ではありません。
ライブ全体を楽しむ姿勢でのぞみましょう!
体調不良時・MCタイム以外は極力座らず応援
ライブ中は着席ブロックを除いて基本的に立ち上がって応援しますが、体調が悪い時やMCタイムなど座っていても問題ない場面以外は、極力座らずに盛り上げましょう。



時々、明らかに特定のメンバーの時しか立って応援しない方がいるんですよね…💦
ユニット曲、ソロ曲はペンライトを担当色に
これは決まりではありませんが、ユニット曲やソロ曲では、その担当のメンバーカラーにペンライトの色を合わせると会場の一体感が爆上がりします。
推しも、ファンのあたたかい配慮にとても喜んでくれます。



皆さん自然と色を合わせて応援しているので、メンカラがわからなくても、周囲の様子に合わせて対応すれば◎
アンコールは全力で
ライブの終盤、アンコールはファンが一体となって推しに感謝を伝える大切な時間です。
全力でアンコール(グループ名や手拍子)を行い、最後までライブを盛り上げましょう。



声が小さいと出てこないで終わることも実際にあります…。



先陣を切って声を出す覚悟で!勇気あるネキが「せーの!」と呼び掛けてくれることもありますが、それがなくても頑張りましょう!!
血眼で銀テープを取りにいかない
ライブ終盤に降ってくる銀テープ。記念に欲しい気持ちは誰しも同じですが、文明を忘れたのか?レベルで強引に周りの人を押し退けてまで取りに行くのはやめましょう。
推しをドン引きさせるうえに、ケガやトラブルにつながりかねません。



運が良ければ譲ってもらえることもありますし、またの機会を楽しみに大人しく帰りましょう。
ジャニーズライブ:公演終了後のマナー
公演後のマナーはこちらです。
ごみは持ち帰る
言うまでもありませんが、会場内で出たごみは必ず持ち帰りましょう。
出待ち・追っかけ行為NG
会場付近はもちろん、新幹線、飛行機など、推しを待ち伏せして付きまとう行為はNGです。
勝手に写真を撮ったり、贈り物を渡そうとするのも✖!
推しが気持ちよくコンサートにのぞめるよう、ファンとして節度ある行動を心がけましょう。
ジャニーズライブ:当日の服装のポイント
続いて、ライブ当日の服装のポイントを見ていきます。
温度調節できるようにする
ライブ会場は、季節に関係なく温度差が大きいのが特徴です。
夏は開演前こそ冷房が効いて涼しいものの、パフォーマンスが始まると一気に熱気で汗ばむほど。
一方で冬は外の待機列で凍えるほど寒いのに、会場に入れば思った以上に暖かくなることもあります。



そのため、カーディガンや薄手のパーカーなど、さっと脱ぎ着できる羽織りものを持っていくのがベスト。体調を崩さず、快適にライブを楽しめます。
季節ごとの工夫としては、たとえば…
- 春~夏:通気性の良い素材の服を選び、冷房対策に羽織りものをプラス。ハンディファンや日傘(帽子)、サングラス、冷却シートもあると快適。汗っかきさんは着替えがあると◎
- 秋~冬:防寒を意識しつつ、会場内で温度調整できる服装に。ヒートテックや腹巻き、レッグウォーマー、ネックウォーマー、貼るホッカイロなどがおすすめ。(会場内は100%暑くなるので、トイレで脱ぐ)


メンカラを取り入れる
何を着ようか迷った時の参考として、メンカラを取り入れたコーディネートもおすすめです。
全身ガッツリ取り入れている方も結構います!
全身はちょっと、、と抵抗感がある場合は、スカートや小物などワンポイントで取り入れる方法も。「いきなり全身はハードル高い」という人におすすめです♪



ちなみにSixTONESファンは全体的に黒が多いです。(グループのイメージが黒で、会員証も黒)
そこに推しのメンカラの小物を合わせている方も多く、みなさん工夫されています♪



timeleszは清楚系やシンプル系が多く、SnowManは清楚からカジュアルまでバラエティ豊かな印象があります♪
グッズのTシャツやトレーナーで応援する
こちらはマストではありませんが、公式グッズのTシャツやトレーナーを着用してライブに参戦すると一体感も高まります。
服装に悩まずすむのも嬉しいポイント。あとはメンカラのネイルや小物を合わせれば一気にテンションアップ!



ぶっちゃけみんなライブ中は推ししか見ていないので、参考にしつつ「自分が心地よく楽しく応援できる服装」を選ぶのが一番だと思います!
厚底すぎる靴は避ける
ステージが見えやすいように厚底の靴を履きたくなる人もいるかもしれませんが、極端な厚底靴は避けましょう。
後ろの人の視界を遮ってしまい、迷惑になってしまいます。スニーカーやローヒールの靴(3㎝以内目安)がおすすめです。



とはいえ、身長が150㎝程度の方は多少ヒールが高くても、後ろにいる人たちもそこまで気にならないと思います!
後ろの人たちの視界はどうか?という視点を持つことが大切ですね。


髪の毛は高さを出しすぎない
アップにする髪型やお団子ヘアなど、高さを出すヘアスタイルは常識の範囲内で。これも後ろの人の視界を遮る原因になります。
ハーフアップや低い位置で結ぶなど、周りに配慮した髪型を心がけましょう。


ジャニーズライブ:当日の注意点
初めてのライブは特に、当日慌てることがないよう、スムーズにライブを楽しむための注意点をご紹介します。
1.余裕をもって会場につくようにする
開場時間ギリギリに着くと、トイレの順番待ちや座席の確認などで慌ただしくなってしまいます。



特にトイレは大抵40分待ちとかです…。周辺の商業施設も、よほど穴場なトイレでない限り、行列です。
慣れないうちは少なくとも開演の1時間前には会場に到着するくらいの余裕を持つと安心です。
慣れてくればある程度予測を立ててスムーズに動けるので、30分前でも行けます。(トイレは会場外で済ます・もしくは開演ギリギリを覚悟で会場内を利用する)
2.ペンライトは予備の電池を用意しておく
ライブ中にペンライトの電池が切れてしまった時に備えて、予備の電池を準備しておくと◎。
暗い会場でもすぐ出せるようにしておくと、いざという時にサッと対応できます。
3.QRコードの画面はスクショしておく
入場時に必要なQRコードは、事前にスクショしておきましょう。
基本的に、入場時はスクショ画像の提示は禁止ですが、「何らかのアクシデントやトラブルで通信環境が悪く表示されない」という事態が起きた際に助けになる可能性があります。
4.身分証明書を忘れずに
ランダムで本人確認が行われているケースもあるため、身分証明書の提示を求められる場合があります。忘れずに持参しましょう。
5.双眼鏡もあれば便利
座席によってはステージから距離が遠く豆粒の場合も…。
大型スクリーンは設置されているとはいえ、担当がずっと映っているわけではありません。
推しをしっかり追いたい方は双眼鏡があると表情やパフォーマンスをより詳細に見ることができます。
双眼鏡の倍率については、以下のサイトがわかりやすいので参考にしてみてください!
双眼鏡を持ってコンサートに行こう!双眼鏡倍率選びの目安(ビックカメラ公式サイト)
6.できるだけ小荷物で
会場の座席周辺のスペースは狭く、人が前を通るのもやっとです。たくさんの荷物を置く空間もほぼありません。
できるだけ荷物は少なく、邪魔にならないようコンパクトにまとめましょう。
小さなショルダーバッグやポーチにサブバッグが定番です。





床に荷物直置きが気になる人は、ビニール袋を敷いたり、ショッピングバックに荷物を入れて置いたりすると◎
7.うちわカバーもあると便利
うちわを持参する人は、セリアやダイソーでカバーを買って入れておくと◎汚れずに持ち運べて、気兼ねなく使えます!



うちわショルダーやうちわポーチも可愛いですよ~!


ジャニーズライブ:よくある質問
最後に、よくある質問を紹介します!
うちわはいつ出す?
ライブが始まる前から出してOKです。皆さん「そろそろ開演かな」というタイミング出してます。
自作のファンサうちわについては、推しが近くに来そうなタイミングで足元のバックから出す人や、公式うちわと重ねておいて差し替える人が多いようです。
うちわの2枚持ちはOK?
基本的にうちわの2枚持ちは避けた方が無難です。公式サイトには2枚持ちについては明記されていませんが、
規定のサイズ以内であっても、うちわを複数つなげるなどして、周りのお客様の鑑賞(視界)の妨げとならないようにご注意ください。
と記載されています。ただ、実際は2枚持っている方も結構見かけます。重ねて持っておいて、推しが来たらファンサうちはを出す…みたいなイメージです。



とにかく、周囲に迷惑にならないように…が鉄則です!
ペンラやうちわは必須?
必須ではありませんが、奇跡的に良い席だった場合、何もないと推しへ気持ちを伝えられませんし、気が付いてもらえないのでもったいありません!
片手にうちわ、片手にペンラで応援している人が多いですが、ペンラだけの人もいれば、うちわだけの人もいます。



どっちかはあると良いですね!
私は「どうせいつも豆粒席だから…」と、うちわ無しで参戦した時に限って良席で後悔したことがあります。
うちわは公式を持参?それとも手作り?
会場を見渡すと、公式うちわを持っている人が多めですが、手作りのファンサうちわ持参の人もたくさんいます。
両方持ってきておいて、推しが近くにきたらサッと足元のバッグから出す人や、公式と2枚重ねにしておいてサッと差し替える人などがいますね。



どちらか迷うのであれば公式うちわを持って行けば間違いないです!
公式以外のペンラでもOK?
公式以外のペンラはNGです。ツアーグッズとして販売されるペンラを持参しましょう。過去のツアーのペンライトはOKです。
まとめ
初めてのライブは、ワクワクする気持ちと同時に、わからないことも多くて不安になるかもしれません。
でも、こ紹介したルールやマナー、服装のポイントを押さえれば、問題なくライブに臨めるはずです!



事前に準備をして、最高に楽しい推しとの思い出を作りましょう!
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